「仕事辞めたーい!」と思ったら即実行…したらもったいない!在職中しか受けることのできない国の補助・支援がたくさんあります。もらえるものはもらってから元気に仕事をやめましょう!
最初にざっくり在職中だけの国の補助・支援
- リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業 … 在職中ならどなたでもなので、一番敷居が低い!
- 第四次産業革命スキル習得講座 … どDX関係職種と、自動車関係職種が対象。
- 職業実践力育成プログラム … 大学などで受ける専門性高い426課程。会社にもメリットあり。
- キャリア形成・リスキリング相談コーナー … ハロワに在職向けの学び直し窓口が設置!
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業
別の記事でも書きましたが、サービスへの登録時とキャリア相談対応における初回面談時に在職者&雇用主の変更を伴う転職を目指している方が対象です。
キャリア相談や転職支援が無料で受けられるだけではなく、リスキリングのための講座を受講した場合、費用の支援をしてもらえます。さらに無事転職できて1年間継続就業し続けられると、講座の受講費などとして最大56万円の補助あり!これは強い。
第四次産業革命スキル習得講座
ビジネスアーキテクト・デザイナー・データサイエンティスト・ソフトウェアエンジニア・サイバーセキュリティなどDX関係職種と、自動車関係職種が対象です。というと狭き門のように感じますが実際は結構たくさんの講座があり、WEB制作とか誰でも行けちゃいそうな雰囲気です。
労働者等が受講・修了した場合に、その費用の一部が「専門実践教育訓練給付金」として支給されます。年度初めからの公募なので、2024年4月現在、絶賛募集中です。
職業実践力育成プログラム
文部科学省の職業実践力育成プログラムは、社会人のキャリアアップ・キャリアチェンジのための学びのためのプログラムです。大学・大学院・短期大学・高等専門学校などで専門性の高い勉強し直しができるのは大きいですね。受講内容によって給付金の受給があり、受講費用の50%(上限年間40万円)か受講費用の40%(上限20万円)を支給してもらえます。所属している会社にもメリットがあり訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等について助成が受けられます。(こっそり受講したい人は要注意です)
原則年1回公募を行い、だいたい7月末くらいのようです。
キャリア形成・リスキリング相談コーナー
2024年度から在職者支援の学び直し窓口が「キャリア形成・リスキリング相談コーナー」という名前でハローワークに設置されます。キャリア相談を無料で利用できるだけでなく、希望に合うものがあれば「教育訓練給付制度」も紹介してくれます。この「教育訓練給付制度」は失業中の方がメインの制度ではありますが、実はまだ働いている状態であっても収入が一定額以下であれば、訓練を受け給付金を受給することができます。
「教育訓練給付制度」は退職してても使えるものではありますが、審査がとても厳しいことで有名です。
積極的に「スキルをゲットしてから転職したい」と思っている方は、やはり在職中からがおすすめです。詳しくはお住いの最寄りのハローワークへお問い合わせください。
おすすめ2案
おすすめはリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業とハロワのキャリア形成・リスキリング相談コーナーです。ポイントは2つ、次の仕事の斡旋までしてくれるところと、再就職後の補助金があるところです。(ハロワに関しては早期再就職手当という名前です)
転職に関する無料のツールや、サポートは日本各地にたくさんあり、ニコテン!ではこれらの情報をたくさん公開しています。転職で叶えられる夢は沢山あります。生涯雇用という時代はもう終わりました。自分に合った働き方を探して、楽しく、幸せに暮らしていきたいですね。