勉強の一環で購入したデザイン本でしたが、思いのほか良かったのでおすすめです。
【タイトル】やってはいけないデザイン
【作者】平本 久美子
【発売日】2016年12月16日
【出版社】翔泳社
デザイナーではなくても実はデザインをしている…!
デザインには、誰でも最初にはまりがちな間違いが沢山ありますが、ノンデザイナーだとそれを教えてくれる人が周りにいないことが多いですよね。
「いや、ノンデザイナーはデザインしないでしょ?」と思われるかもしれませんが、デザイナーじゃなくても実は日々の中で多くの人がデザインをしています。例えば「明日のプレゼンテーションの資料をパワーポイントでまとめなくちゃ!」とか「来月の新商品の紹介用のチラシを作らなきゃ!」とかですね。そういった仕事に携わったことが無くても、もしかしたら「あの人の作ったパワポ、本当に見辛いよね~」なんてちょっと恥ずかしいうわさ話を聞いたことはありませんか?それもまた、デザイン力がないからこその問題なのです。
そんな一般的な人たちも、少し知識を手に入れれば、基本のミスを避けられて見やすく伝わりやすい資料が作れるようになります。
一般的にはまりがちの間違い、基本的なミスを分かり易く教えてくれるのが本書です。「今のパワポ・チラシでも十分」と思っている方なら、この本を読めば今まで以上に洗練されたデザインになること間違いなし!
デザイナー志望の人はもちろん『会社でパワポを作成する』、『お店のチラシを作る』など、そんなつもりはなくてもデザインに携わっている方こそ読んでほしい一冊です。
おすすめターゲット層
最後にサクッと全体的なレビューをどうぞ!デザインや資料の組み方でお悩みの方、ぜひ参考にしてみてください。
対象
デザインを始めたばかりの人はもちろん、一般的な会社やお店に務めつつも資料作りなどされる方向け。十分見やすい資料だと思っていても、もう一ひねりができるとさらに伝わる資料になります。
ジャンル
グラフィックデザインに関するビジネス用書籍です。見開きでNGデザインとOKデザインが見られるようになっているので、見比べしやすいのがポイントです。図解が多いので1,2時間でサラッと読めるのも〇
特筆
逆に…デザイン玄人の方にとっては耳タコ情報の繰り返しになる本です。わざわざ読むまでもない可能性があります。ただ、初心に返って見直してみる、という意味ではとても有効な本です。